大幅な食事制限をしても痩せられない!

大幅に食事量を減らしても、結果はダイエット失敗に終わる!

現在は、さまざまなダイエット法が存在して氾濫している状態で、テレビのダイエット特集番組で採り上げられたり、雑誌などに掲載されたり、また、インターネットで“ダイエット”と検索すると、数え切れないほどのサイトがヒットします。

 

それらは、芸能人や有名人が実際に実践して効果が現れた・・・ということで、推薦しているものから、「○○を食べるだけで痩せる・・・」「○○エクササイズで痩せる・・・」といったものまで、内容はさまざまです。

 

そして、一つのダイエット法のブームが去ると、また、次から次へと新しい手法のダイエットが登場してきます。

 

しかし、それらのダイエット法は、甘いフレーズばかり並べられて、「楽して、あっという間に何キロも痩せられる・・・」という魔法のダイエットのように大々的に宣伝し、そんなダイエットに惹かれて、多くの方が実践しますが、実際は、思うように痩せられず、途中で挫折してしまう方が少なくありません。

 

このような魔法のダイエットを求めてしまうと、痩せられないだけでなく、弊害が生まれてしまうこともあるので、十分に注意しなければなりません。

 

例えば、以前、「バナナダイエット」「リンゴダイエット」「トマトダイエット」などといった単品だけを食べ続けるダイエットがブームになりましたが、そもそも、どの食品も、それだけを食べ続ければ痩せられるというような都合のいい食品は存在しません。

 

確かに、その食品に含まれる成分が、体脂肪燃焼を促進する効果があるかもしれませんが、それだけで痩せられるほど人間の体は単純ではありません。

 

健康的に痩せるためには、体が必要とする栄養素をバランスよく摂取することが必要です。

 

できれば、肉、魚、貝、豆類、卵、乳製品、油脂、海藻、野菜の9品目をバランスよく摂取することが理想で、このような栄養バランスのよい食事を規則正しく摂ることで、代謝機能が上がり、体脂肪が燃焼しやすい体になるというわけです。

 

ところが、「ダイエットは食事制限しなければならない・・・」と、思い込んでいる方が、まだまだ多いようで、痩せるために、大幅に食事量を減らすという無理な食事制限だけのダイエットを実践する方がいらっしゃいます。

 

始めた当初は、辛いけど我慢して無理な食事制限を続けていれば、体重は、徐々に落ちてきます。

 

しかし、それは一時的なもので、ある時期からなかなか体重が減らなくなって、停滞期に入ってしまいます。

 

人間の体は、摂取エネルギーの少ない日が続くと、体が反応して飢餓状態になり、体内のエネルギーを節約しようとして、逆に体脂肪を溜め込もうとします。

 

これが、ある時期から体重が減らなくなって停滞期に入る原因です。

 

そして、その時点で、ダイエットには致命的な大問題が体内で起こっています。

 

食事制限だけによるダイエットで体重が減った分の中身は、半分以上が筋肉の燃焼によるもので、例えば、体重が5kg減ったとしたら、脂肪が2kg、筋肉が3kgという割合になり、筋肉量が減少しているわけです。

 

筋肉量の減少は、基礎代謝量の低下につながり、これはダイエット法の基本からいって、リバウンドしやすく太りやすい体になり、致命的な大問題に陥っているのです。

 

こうしたリバウンドしやすく太りやすい体になった状態で、前の食事量に戻せば、あっという間にリバウンドで激太りすることになります。

 

さらに、大幅に食事量を減らす食事は、必ず、栄養が不足したり、偏った状態にあるので、体全体の代謝機能が低下し、痩せられないだけでなく、肌や髪などのトラブルが発生し、冷え性や便利など、さまざまな体調不良が現れ、最悪は病気にかかる恐れもあります。

 

このように、大幅に食事量を減らした辛い食事制限を我慢して続けても、結局は、ダイエット失敗に終わり、それどころか、美容や健康面にも弊害が生まれる恐れがあるので、食事制限だけでは痩せられないという認識をしっかりと頭に入れておきましょう。

 

ある程度の食事コントロールは絶対に必要ですが、毎日、栄養バランスを考え、決まった量の食事を規則正しく摂ることが大切です。

 

そして、基礎代謝量を高く保つことを併行して考えなければなりません。